今日は休みでしたがおうちにいたので、今日も今日とて映画を見た。
しかも二本も。
「アレックス・ストレンジラブ」
ネットフリックスオリジナル作品。
男子高校生・アレックスが自分は異性が好きなのかそれとも同性が好きなのか…という本当の自分に向き合う過程を描く青春モノ。世の中には他にもあるのかもしれないが、自分の性志向に悩み、ゲイだと気づくまでの過程を描く作品って見たことなかったかもしれない。
アレックスのガールフレンド・クレアが本当にいい子だっただけになんだか切ない。
ホテルでのいちゃつく二人のセックスも本当に。クレアにとっては辛いだろうになあ。終盤の車でのふたりの会話のシーンはジーンと来る。
そして、アレックス役の俳優さんがすごい良い。エリオットと遊びに行くシーンやエリオットの家にお邪魔するシーンでのどぎまぎした演技がなんか可愛いし、ちょっと気になる素振りを見せるエリオットもよかった。最後のパーティでのキスも。
（エリオットの部屋に映画「ムーンライト」のポスターが貼ってあって、おお！となりました。）
アレックスの悪友たちもゲイだなんだとからかっていても、友達思いのいい奴ばかりでなんかいいなって思った。
最初はギャグで飛ばしてたので明るめの作品かと思いきや、切なくて考えさせられる作品。よかったです。
「にがくてあまい」
久しぶりに日本の映画。川口春奈さんと林遣都くんが主演。
ただの恋愛ものかと思いきや、林遣都くん演じる教師・片山くんがゲイ役という。野菜嫌いなキャリアウーマンとベジタリアンでゲイのフシギな関係を描いている。
ファンタジーな感じもあったけど、重くもなくさっぱりしていて面白かった。ただ、通りすがりのOLやマキのお母さんがフジョシで…（ええ…）てなってしまったけど。アラタも少し苦手。ゲイとBLを結びつけるのはちょっと苦手です。そこら辺を除けば、料理男子・渚くんが本当に尊過ぎて…清潔感ありまくり、再び台所に立つ林遣都くんを拝めるなんてすばらしい映画だった…（おっさんずラブよりこの映画のほうが制作遥かに先ですが(笑)）
漫画が原作ということで、マキは元カレとの間に何が…？？とか渚くんはお兄さんと何があったの？？？とか色々疑問点はありますが、くすっと笑えてさっぱりした作品でなかなか良かった。マキと渚の同居シーンや食事のシーンがもっと見たかったから映画より連ドラで見たかった気もします。
