好きなBL漫画作家さんのひとり、朝田ねむい先生の新刊。
購入していた積みBLを崩していたら割と衝撃的な作品だったので久しぶりにブログで感想なんぞを。
BLなので追記につづく。
1冊まるまる表題の作品。
朝田先生のこざっぱりとした絵柄・作風で、ゾンビBLです。
私自身は、ゾンビモノは媒体問わずあまり興味もなく今回は完全に作家買い。
通り魔に襲われ殺された高校教師・佐田が、マッドサイエンティストの間宮に拾われ、ゾンビにされるお話です。
エロは少なめ（後半に少し）、最初はひたすらグロくてびっくりした。検査と言って臓物を引っぱり出したり、人体切断したり（ダルマシーンあり）、人食あり（ゾンビになった佐田は人間しか食べられない）など…これ18禁では！？と思ったけど、ホラー漫画やそこいらの青年誌ではもっと過激なものはあるよなーとか。
ゾンビである佐田の食料を調達するために人を殺そうという回があるのですが、そこから間宮の本性が見え隠れしたりと少しだけ進展があり。佐田がゲイだと分かった瞬間、間宮の態度が変わったりとか（二人は顔見知りらしい）。物語が進展しかけたところで上巻は終わってしまうのですが、ここから先は中巻・下巻と続くのか、それとも下巻と続くのか…すごく続きが気になりますし、折角なので二人の話をじっくり読みたい。久しぶりに続きが楽しみなBLができました。
（大好きな作品「秋山くん」と「僕のおまわりさん」シリーズが最終回を迎えてしまってしょぼくれてたので…）
先月あたりに出た「CALL」もなかなかよかったですが、この作品もめちゃくちゃよかった。早く続きが見たい。
