ねこのこうとうぶ

好きなもののこととか。だいたい独り言。

最近のBLドラマ

2018年放送のドラマ『おっさんずラブ』、映画『君の名前で僕を呼んで』の大ヒット、そしてタイなどのアジア系BL・ブロマンスドラマブームを受け、日本でも毎期すこしずつ制作・放映されているBLドラマ。

ここ最近だと、私は特に「消えた初恋」、「美しい彼」に感動と萌えを貰い、おそらく世間的にもヒットしたのではないでしょうか。
(つい先日までやっていた「ケイ×ヤク」やおさラブより前に放送していてSNSでもCP的な盛り上がりも見せていた「隣の家族は青く見える」は注目していたものの未だに見れてないですが(;'∀'))
現在進行形中で映画公開のチェリまほ(ドラマは2020年)も好評らしく早く見に行きたいです…!


こう毎期のようにBL作品が放送されるのは嬉しい限りですし、ほそぼそと実写BL作品や同性愛を主題にした映画を探し当てて見ていた身としてはありがてぇ気持ちでいっぱいです!

4月21日からもMBSの深夜ドラマ枠「ドラマシャワー」で「不幸くんはキスするしかない!」というBL漫画原作のドラマが放映されるみたいですし、こちらもチェックしなくては…!!!(ちなみにMBSは期間限定で「トゥンク」というBLドラマレーベルを作ったらしく。その第1弾がこの作品です)

www.mbs.jp

とはいえ、「美しい彼」を放送していたMBSさんなのでひそかに期待はしてますが、「トゥンク」というレーベル名が不安を煽る…。
2020年にMXさんで放映していた「彼が僕に恋した理由」みたいな作品になったらどうしよう…と。(この作品はマジでシーズン1の1話で切ったし、見てる最中は虚無という気持ちでいっぱいだった)

今月始まる不幸くん~は、予告見てる限り、ラブコメなBL作品になりそうではあるので、心配はしておりませんが…似たような気持のドラマになったらどうしようという不安は常に付きまとってますね。ブームが来てくれるのは嬉しいのですが、作品が増えれば増えるほど、手堅い作品というか、微妙な作品が増えないかどうか…とはいえ、BL大好きだし見たい気持ちは抗えないので気になったのは見るのは見ますが。

とまあ、ふとBLドラマについて気になったので少し。不幸くん~は楽しみにではあるんですけどね。
わき役なのですが、久しぶりに中山咲月さんや押田岳くんの演技見れますし!

本日見た映画『WEEKEND ウィークエンド』『ゴッズ・オウン・カントリー』

■『WEEKEND ウィークエンド』
2011年公開(日本では2019年頃公開)。
近年のゲイ映画の流れと変えた作品とどこかで知り、見たかった作品でした。

一夜限りの関係のはずが意気投合し、週末をすごすことになったラッセルとグレンのたった二日間を描いたラブストーリー。少し寂しいラストでしたが、物静かな画面とお二人のビジュアルがよかったし、約100分で描かれる二人のお話もとてもよかったですね…。個人的にはアパートから帰宅するグレンを見守るラッセルがよかったし、終盤はめちゃくちゃ喧嘩しちゃうんだけど、どうしてもグレンのことが気になって家族に相談して、海外に引っ越すグレンとの別れのシーン、キスシーンがすごくよかった。グレンからのプレゼントもね~多分、めちゃくちゃ好きなんだろうな…って感じられて。
寂しいんだけど、湿っぽくない作品ですごくよかった。

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■『ゴッズ・オウン・カントリー』

農業をやっているお話だからか、「ブロークバック・マウンテン」と比較してお名前があがるこの作品。

家族と共に寂れた農家を営むジョニーと、そこで1週間だけ労働者として働くことになったゲオルゲのお話。
やりたくもない農業をやっているジョニーの荒れっぷりがあまり見ていていいものでもなく、おばあちゃんや父親とはろくに会話もないし。
でも、明らかにゲオルゲが来てからはみるみるとジョニーが変わっていくのが分かる。ゲオルゲの事を好きになったのもあるのが大きいんだろうけど。

ジョニーが明らかに変わったのは父親が倒れて、介護が必要にもなってから。ゲオルゲに一緒にいてくれと言うけれど、酔ったジョニーのしでかしでゲオルゲは出て行ってしまう。それでもジョニーは一人で農場を切り盛りする。

でもやっぱりゲオルゲを忘れられないジョニーはゲオルゲを追いかけて…いやもうどうなるのかと思って…「ブロークバック・マウンテン」と比較されることが多いからラストは…もしや…と思ったけど、ハッピーエンドな感じでよかったよ!!
個人的にキスを拒んでいたジョニーがゲオルゲにキスを許すとことかよかったね…!!!

ブロークバック・マウンテン」ぽさもありつつ、でも「ブロークバック・マウンテン」よりも前向きになれるエンディングで素敵な映画でした。なにより劇中で生まれた子羊可愛いし、それをお世話するゲオルゲも可愛い…。死んだ子羊の皮を剥いで、子羊の寒さをしのぐシーンは初めて見たのですごいシーンでびっくりだったけど、食物連鎖というか、そういう生き物の連鎖が見えて…生き物を育てることを生業とする農家を描く作品ならでは、なシーンだったのではないでしょうか。

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らすと

昨日はゲームメーカー「OVERDRIVE」のラストライブ「OVERDRIVE LAST GIG on Web」の1日目だった。
完全に忘れていた私、昨日開始ギリギリに滑り込みで視聴しましたが、最高だった…!!!

youtu.be

1日目は、NANAさん、AiRIさん、yozuca*さん、YURIAさん、遠藤正明さん、山本美禰子さんが出演!
初っ端からNANAさんの「Ashberry」から始まるのアガったし、初代グリグリの曲とかHAPPY CYCLE MANIAの曲とかスタジェネの曲とか聴けて最高でした。ご時世なので仕方ないですが、できればリアルライブで目の前で聴きたかったよ~~~~!!
終わった後は興奮してしばらく寝付けなかったw

昔のブログにも書きました、2017年に初めてオバイブのライブに参加して、めちゃくちゃ楽しくて。
nxnz.jugem.jp

このライブで「MUSICUS!」の製作決定の発表を聴いて、めちゃくちゃびっくりしたし嬉しかったし、bambooさんとオーバードライブにはついていきたいと当時の私は綴ってますが、お金の都合で「MUSICUS!」コンシューマのクラファンには参加できなかったんですよね(この作品がコンシューマか…という気持ちもあった)。
とはいえ、ラストなんだなとか瀬戸口廉也先生のシナリオがswitchとかでできるのはいいなとか思って、今ならながら買おうか迷い中。Dr.flowerの新曲もあるしね。

今回の無料ライブのチケ代代わりにmilktubの30周年記念アルバムのクラファン支援しました。

camp-fire.jp

純粋にCDが欲しかったのもあるし(milktub作曲のセックスフレンドビートパンクやアンセブのいちごgogoカバーとか最高過ぎる)、Tシャツも欲しかったんですよね。

今日はライブ2日目だけど、遅番で21時まで仕事なので最初からリアタイできないのが寂しい。


■映画『花に嵐』

短い作品なんだけど半分くらいで時間がなくて止めてて、やっと本日最後まで見れた。

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所謂モキュメンタリーという作品らしくあまり知らなかったのですが、近年ヒットしたカメ止めとかもその類に入るのね…なるほど

主人公である「脂(あぶら)」視点で物語が進む。面白いか面白くないかでいったらあれですが、すごく良いシーンもたくさんあって…(特にコンロッカーでのシーン)すごい雰囲気の作品…。展開はアニメ的マンガ的な感じなんだけど、それをリアルに落とし込むのがすごいし、花という先輩が存在感あって可愛いし綺麗だし透明感がすごい。エロと暴力もそれなりにあって(ちょっとホラーも)よかったですね。

どうやら監督が自ら主演や撮影や脚本もやっているらしく、すごくリアルなんですよね。
ラスト、主人公がまたあのカメラを借りたのは花先輩に会いたくなったと勘ぐってしまうが…。(そのくらい花先輩役の女優さん可愛かった)