ネタバレあるので注意。
前の日に新劇Qまで見返して、３/８初日の夜の回で見てきました。
なんだろう…なんといっていいのやら。面白かったのは面白かった。
すごく綺麗に、あまりにも綺麗に、しかも救いのある終わりかたで、シンジもアスカも、ミサトさん、そのほかのキャラクターたちがやっと救われたお話でびっくり。あまりにも綺麗に終わっていた。
TVシリーズ、旧劇、新劇Qまで、もう絶望しかなくて、どこまでも堕ちていく作品だと思っていたのですが、
旧劇やＴＶシリーズに見られた毒気というか、くすぶったものはなくて、あまりにも優しい作品としての区切りのつけ方で。
子どもたちは『エヴァ』という呪縛（＝14歳の呪縛？）が解けて、シンジ、アスカ、カヲル、レイ、マリ、みんなが成長して幸せになっていく未来が見えるし、なによりアスカとシンジですよ…。お互いが『好きだった』と。旧劇の最後がああだったから…。やっぱりだけど、シンジ×アスカ ルートはないんですね…。無性に切なくなって少しだけ泣いた。
ミサトさんも旧作ではシンジくんの保護者として、どこまでもダメダメと思っていたけど、今回は『母親』として実の息子（加持さんとの息子！）、そしてシンジの保護者としてがんばるミサトさんにも泣いたなあ…。
（マリがシンジを気にかけていた理由や、どうしてアスカはケンスケなのか。そういう話はどうやらマンガ版（？）でも触れられてるみたいなので、愛蔵版最終巻まで発売されたら一気に読みます）
私は、エヴァ直撃世代（？）ではなくて、ぶっちゃけ学生時代に好きだった作家さんが
カヲシン本を描いていてそれが好きで、原作マンガやアニメを見た、すごく中途半端に触れた作品でした。
でも、シンエヴァが公開されるタイミングで全て見返せてすごくよかった。
もうちょっと早く熱をあげていれば…と思ったけど10代の時に触れていたら大分こじらせていたと思うし(笑)、
そもそも昔の私は、根本的にロボものが好きじゃなかったから、たぶんきっと、この時にハマるのはなかったなあ。
はあ、惜しい…実に惜しい…。
シンエヴァを見てから数日経つけど、また見返したくなってきたので近々また見に行きます。
入場者特典が切り替わったタイミングで行きたいな。
そして、すっかりカヲシンよりアスカ派になってしまった私です…。
ラスト、シンジとの海のシーンでボロボロのプラグスーツで横たわるアスカが最高に可愛すぎてエロ過ぎてもう一度見たい…な…。
