ねこのこうとうぶ

触れた作品の感想や日記がメイン。

【映画】「ハロウィン(1978)」「サイコ(1960)」を見たよ

ひそかにホラーブームです。
とはいえ、日本のホラーおよび近年のホラーは個人的に怖すぎておそらく見れないので、古典ホラーばっかり検索して見たいなーと思ってマイリス入れてます。

■ハロウィン(1978)
映画はブギーマンことマイケルが幼い頃に初めて殺人を犯したらシーンから入る。カメラワークが殺人鬼視点からはじまるのでドキドキした…。この事件がきっかけでマイケルは病院に入れられてしまうのだが。そして数年後病院から脱走したマイケルは殺人を犯した街にふたたび戻ってくるのだった…。その日は奇しくも殺人を犯した日と同じハロウィンで…。
グロさとかは全くないんだけど、この作品の白仮面の殺人鬼、基本的に覗き魔&発声せず、ただひたすら目をつけた人々の様子を伺い、そして殺すという…。時折入るブギーマンの息遣いが怖いですね。ひとり、またひとりとヒロインの友達たちが殺されいよいよ追い詰められるヒロイン。なんとか一命はとりとめましたが、殺しても殺しても起き上がってくる不死身の殺人鬼が怖い…。結局捕まらずにブギーマンは世に放たれたままなのでした…。殺人シーンはあったけど、グロシーンとかあんまりなかったのですが、ヒロインが追い詰められるシーンはひたすら怖かったよ…クローゼットに追い詰められたときは恐怖…。ヒロインは編み物の棒とかハンガーで果敢に戦ってましたがね。
この作品もエルム街と同じく、この作品も続編がかなり出ているシリーズ。リブートもされてるみたいなので、続き見たいなあ…でも怖いなあ。でも続きは気になるという…。


・サイコ(1960)
ハロウィンの監督が大分影響を受けている作品ということで見てみた。見る順番、サイコ→ハロウィンにしとけばよかったかなあ。
ちなみにヒッチコック監督の作品はロープに続き、2本目です。ホラーというよりサイコスリラー?
お話はいたってシンプル。不動産勤めの女性・マリオンは、会社の金を持ち逃げしてしまう。足がつかないよう車を買い替え、大雨のなかやっと辿りついた小さなホテル。病気の母親と青年・ノーマンが営むホテルだった。マリオンはその夜何者かに殺害されてしまう…。ノーマンは母親の仕業と気づき、殺害現場の後始末をし、車ごと沼に沈めてしまう…。マリオンの消息不明を気にしたマリオンの妹、マリオンの恋人、そして私立探偵が動き出し、マリオンが寄ったと思われるホテルが怪しいと感づいたが…?とまあそんなお話。主人公であったはずのマリオンが殺されてしまうので、後半主人公はマリオンを探している妹&マリオンの恋人に移ります。1時間ちょっと飽きさせない作品。怒涛のストーリーはこびでめちゃくちゃ面白かったし、サイコというタイトルだけに結構怖かったかな。なによりノーマンがまあ、サイコなやつなんですが怖いよ…。古い作品ではあるけど、こういう幽霊とかより"人間が怖い"ってやつが好きなので、めちゃくちゃ面白かった。