ねこのこうとうぶ

個人的な備忘録かわりに書いてます。内容はいろいろです。

【映画】「ブルックリンの片隅で」「詩人の恋」雑感

最近はBLものとエヴァばかり見ていたので、ネトフリのマイリストに入れてたやつで見たかったやつです。

■「ブルックリンの片隅で」

youtu.be
※日本語字幕ありません(ネトフリではもちろん日本語字幕付いてます)

だいたい100分近くの映画なのですが、思わず見入ってしまう雰囲気というか、なんだろう…個人的には目が離せない作品でした。
主人公・フランキーの息苦しさ、孤独、男性を好きだと認めたくない、差別されたくない恐怖や葛藤がすごく重くて、見ているこっちまで苦しくなってくる作品です。
フランキーの父親がガンで亡くなってしまうシーンもあったのですが、それが尚更フランキーの孤独にさせたのかなーとか。まあ父親とどういう親子関係だったかは、劇中では分からなかったですけど。

ラストも希望の光はあるのか…どうなんだろう…な終わり方でしたが、でも願わくばフランキーはブルックリンの外の世界を知ってここから抜け出せますように。


■「詩人の恋」

ちょっと前に冒頭8分くらい見て、モノローグがちと苦手だな~と思ってやめたんですけど、今日見てたらめちゃくちゃ入り込んでしまいました。

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奥さんと、ドーナッツショップの店員をしている美しい青年の間で揺れる、うだつの上がらない詩人の男性の恋愛を描いたもの。
いやーこれものすごく切ないです…。結局、奥さんとの子供が出来て、青年と詩人の関係は終わってしまうんですけど、きっと詩人も青年もお互いに違う場所で生きていても、恋をしているんだろうなという終わり方ですごく切ないね…。
ラストは、詩人の男性が青年とのことを詩に綴りながら涙を流し、生まれた子どもをあやすシーンなんですけど…いやもう切ねぇな…。すごくよかった…。

いやもう好きとかそういう直接的なセリフはなかったけど、詩人と青年の間には、確かに恋が芽生えていたんだよな…そういう間というか、雰囲気がすごく良かった~~~~!!!
あ、セユン(ドーナッツショップ店員の青年)役の俳優さんもめちゃくちゃイケメンでよきでした。