ねこのこうとうぶ

好きなもののこととか。だいたい独り言。

映画「性の劇薬」感想


映画「性の劇薬」 予告編

気になっていた作品。Netflixの新着に来ていたので見てみました。
原作はBL漫画ですが未読。調教もの?らしいという知識くらいしかなく、作品自体がR18ということでおそるおそる見てみました。

冒頭から地下室に監禁されている全裸の男と、その男を監禁した男が出てくる。
監禁されている男性が初っ端からSM系のそういう器具で縛られていて呆気にとられる…いやいやいやすごい。俳優さんすごく身体をはってる!とにかくすごい。この作品を実写化しようと思ったのがとにかくすごい。

この二人の出会いは調教シーンを挟みつつ、少しずつ判明してくるんですが。
全裸男こと桂木が両親を失った悲しみ、自責の念から自殺しようとしたところを監禁した男・余田に助けられる。そこから性、快楽を味わわせるところで死にたい気持ちから生きたいという気持ちに変わるのが余田の狙いなのかな?とかってに見ながら思ってたんですが、残り30分でまあそれだけじゃない余田自身にも色々複雑な事情があって…。

調教シーンが凄すぎて一瞬忘れかけていたけど、BL漫画だなって思うのが残り30分で、ラブに発展するのかな…どうなんだろう…って思ってましたが、ちゃんとラブに発展!!!!!素晴らしい…!!!!がっつりラストのベッドシーンがすごいね…。
余田も死にたいとずっと思っていた側の人間で、死にたがっていた桂木が余田に「生きてるか?」って聞くラストはなかなかいいシーンでした。

がっつりスケベだけど、スケベだけじゃないBL映画って感じでした。
余田さんの病んでる感じが好きです。桂木と出会って救われて本当によかった…。
あと、調教シーンが雰囲気からなにからすごくリアル。お気に入りはお風呂での髭剃りと剃毛シーンです><

そんな感じでした。なかなか面白かった。