ねこのこうとうぶ

好きなもののこととか。だいたい独り言。

【美少女ゲーム】この青空に約束を― 雑感

折角戯画作品を10本購入したので、何本か動作確認していて、この作品にいたっては、折角だし、主題歌のOPムービーまで見るはずが、共通ルートの会話劇が面白くて、購入してから夜な夜なプレイしてしまった…。


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主題歌はKOTOKOさんの「allegretto ~そらときみ~」。いい曲です。


久しぶりに仕事中も、はよ帰ってゲームしたい!つぐみ寮のみんなに会いたい!作品の顛末を見守りたいと思ってしまったゲームでした。
丸戸史明…天才かよ…。丸戸先生の作品はNG恋と冴えカノくらいしか触れたことがなく……いやここはホワイトアルバム2だろ!!!と突っ込みが入りそうですが…「この青空に約束を―」…通称・こんにゃく…なぜこんなに面白いんだ…。

まずは、キャラクターそのものの造形というかキャラ付けというか、そういうのがすごく上手いなー。会話劇を読んでるだけで楽しいというか。個人的には魅力的なキャラがいっぱいでしたね。幼馴染の海己、先輩の奈緒子、後輩の静…。特にこの3人が特にお気に入りだったのですが、さえちゃんと奈緒子のいがみ合いだったり、宮と静の1年生タッグだったり、海己と主人公・航の絶妙な距離感の幼馴染関係だったり…もはやテンプレとなったキャラ同士の関係性が丸戸先生なりの味付けを施すことによって、見ていて楽しいし、個人的にはストレスがないキャラとストーリーになっております。

各キャラのルートにいくと、やはり航と各キャラたちの恋愛関係を描き、つぐみ寮のとのことや寮が取り壊された時のこと、その後のことはあまり描かれませんが、寮から去っていくみんなを描いた「約束の日」……共通ルートのエンディングともいうべき、このストーリーは涙なしでは見れないし、エンディング曲の「さよならのかわりに」は……いやこれは嫌でも泣いてしまう…。

各キャラのストーリーもよかったのです。
特に海己のルートは…主人公に依存体質というか…切ない話ではあるし、二人は本当に付き合えるのですか…?と思ったけど、最後はハッピーエンドですごくよかったです。文化祭のウェディング姿とか、ずぶ濡れのまま、寮の中で手を繋ぐ二人とか(ここの件泣いてしまう…)。海己はビジュアルも可愛いので、2倍増しくらいでよかったですね。これを踏まえての、各ルートの海己の扱いが!!いやもう航は海己だけにしとけ!!!

あと、たまらんかったのは、奈緒子と静…。静は…航が保護者という立場でどう付き合うかとか葛藤をする場面が切なかったなあ。奈緒子ルートは……ほろ苦い青春の思い出というか、航と奈緒子の関係も個人的に好きですね…。なんといっても航の童貞を奪った張本人なので。


エロゲーをやっている理由…それは鬱ゲー・電波ゲーが好きだから、でしたが。
今回この作品をプレイしてみて、もっとこういう作品がやりてぇよ…と渇望している私がいます(笑)

とりあえず、BGMがよかったのでサントラと、オフィシャルブックと、この作品の世に出ているいろんな作品が読みたいので特典についていたドラマCDとか漁るかどうしようか…。FDの「フォセット」も欲しいな―。でもその前にパルフェもやりたいし、大分前にやって、ストーリーが薄れてきたNG恋もやりたいなーとか思ってます。とりあえずゲームがしたいーー。