ねこのこうとうぶ

好きなもののこととか。だいたい独り言。

完走

●TVアニメ版タッチ全101話
●劇場版タッチ 
背番号のないエース
さよならの贈り物
君を通り過ぎたあとに

完走しました。
見始めたのが去年の11月くらいだったから半年くらい見てたのかな?
途中で見なくなった日とかもあったのですが、なんとか完走。でも見てよかったと思えるくらいめちゃくちゃ面白かった。

上杉達也と和也と浅倉南の3年間を描いた作品。青春ラブコメものとしても、スポーツものとしても見応え抜群。終盤の3年甲子園予選は熱かったです。ライバルである新田も西村もそれぞれドラマがあって、勝者がいれば敗者がいて…その対比というかそういうのがグッとくる。
達也にも亡くなった和也としてエースをやっていたり…いやあこの件ほんとに切ないというか、達也は本当にできた奴なんだよなぁ。和也もそして南も好きで。終盤の雨の中のお墓参りのシーンはめちゃくちゃ泣きました。達也しんどい…。

ラストの達也vs新田も良かったです。緊迫感があって、そしてあんなに鬼監督だった柏葉も憎めないやつになっていったんですよ…。ボールを監督に渡したのは思わず泣いてしまったよね。

最後の最後、甲子園球場の前の公衆電話での南への告白。もはや全日本国民知ってるのでは…という有名なシーン。達也として南に告白するシーンなので、いやもうある意味和也からの解放というか、達也として野球をしてくる、というそういう感じ。なお甲子園での結果は分からないまま終わってしまうのだけど、どうなったんだろう。まあそこまで描くのは野暮なのかな。


劇場版タッチ3部作は、TVシリーズより野球に重きをおいた感じで、あっさり進む。
キャラ設定がTVシリーズと比べ、少し変わっていたりそもそも新田由加不在だったり、まあTVシリーズを映画にまとめたのでこんな感じなのでしょうか。
1作目「背番号のないエース」は、和也が亡くなるまでを描くんだけど、決勝戦で和也の代わりになんと達也が登板。さらに勝ってしまうという展開…。でもエース・和也が不在という切ない勝利。
「さよならの贈り物」は、新田の影響で野球を始める達也と、ライバルである新田をメインに動く。完全に達也vs新田の野球に重きを置いてるので野球アニメとして面白い。二年生でもまた決勝へ行くも新田に打ち負かされ敗退。新田がライバルしていてめちゃくちゃかっこいいのでこの作品。それも見応えあります。
最終作「君を通り過ぎたあとに」は、柏葉監督をメインに3年目の決勝戦を描く。TVシリーズの終盤のような感じ。目が見えない中、本気を出した柏葉監督がやっぱりグッときた。エンディングは原作通りの告白シーンなのかな?
野球描写多めの劇場版、すごく良かった。背番号のないエースの入りがあまり好きではないんだけど、でもその先がなかなかに。TVシリーズとは少し変わってるとこもあるけど、これはこれで良かったと思う。

原作も購入してあるので近々読んでみるつもりです。