ジョニーデップ演じるギルバートがカッコよすぎる。
でも、それ以上にギルバートが置かれている現状が辛かったな。
ベッキーに何がしたいと聞かれても、家族のためとしか答えられない、家族に縛られているギルバートが辛い。
ハンディキャップを持っている弟のアーニーの面倒を見なきゃいけない、家族を養わなきゃいけない、きっとそれらのストレス発散が不倫だったのかな…と。
でも、ベッキーと出会って少しずつギルバートが変わっていくのがよかった。
ラストはあんな展開になってしまい少しびっくり。母親も辛かったのかな、どうなんだろう。家庭のこととか、子どもたちに背負わせて。妹たちはそれぞれの道を歩んでいくけど、ギルバートがきっと一生アーニーと生きていくのかな、とすこしだけモヤるラスト。かといって、変に暗い終わり方でもなく少しだけ希望が見える終わり方でした。よかったです。
19歳そこそこのレオ様が演じるアニーは圧巻。